Prevention予防する

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  • 犬の予防

    痛みやつらい症状をできるだけワンちゃんから遠ざけて、いつまでも元気でおだやかに。

    予防や病気の早期発見は、ワンちゃんが楽しく長生きするためにとても重要なこと。 予防と治療のほか、ライフステージごとの定期健診、フードの選び方、しつけについて、そして日々のケアといったアドバイスでよりよい生活をサポートします。

    ワンちゃんの4大予防

    ワンちゃんの4大予防は、ノミダニ予防、ワクチン接種、狂犬病ワクチン接種、そしてフィラリア予防です。 これは、感染しやすく重症化すると命にかかわる病気や、人にうつる病気と寄生虫を防ぐもの。 ワンちゃんの病気や寄生虫は、ワンちゃん同士の触れ合いや、感染したワンちゃんが触れたものなどから感染する場合がありますので、当院のドッグランではこの4大予防をしっかり行っているワンちゃんのみが利用できる厳格なルールを定めて、ワンちゃんの健康を守っています。 予防と健康診断をいっしょに受けることもできます。

混合ワクチン接種

ワンちゃんの間で流行りやすく、感染すると重症化しやすい病気を予防するワクチンです。 ワクチンを接種することで、弱毒化した病原体が自己免疫力を高めます。 効果が有効とされているのは1年間ですので、毎年の接種が必要です。 当院では、ワンちゃんのライフスタイルに合わせて5種・6種・8種のワクチンから選択していただいています。

子犬の場合は、母子免疫の消失時期を考慮し、下記のタイミングで3回接種します。
こうすることで、体内から免疫のない時期を作らないようにします。 生後1年間に3回の接種を受けたら、翌年以降は年1回の接種になります。 まれにしかありませんが万が一のトラブルに素早く的確に対応するため、 予防接種をご希望される場合、午前中にいらしていただいています。

(第1回)6~8週齢、(第2回)9~11週齢、(第3回)12~14週齢
狂犬病ワクチン

「狂犬病」とは、人や犬を含め哺乳類のほとんどが感染する恐ろしい病気で、万が一発症してしまった場合は死亡率が100%といわれています。 ワンちゃんだけでなく人の命を守るため、狂犬病ワクチン接種は法律で義務づけられています。 ※狂犬病予防法に基づくと、生後91日齢以降の犬(子犬購入時など)、あるいは成犬でも飼育を始めて30日以内に予防接種を行い、役場に登録しなくてはいけません。 なお、当院は相模原市獣医師会に所属しているので、狂犬病鑑札をその場ですぐにお渡しできます。

フィラリア予防

犬フィラリア症とは、「犬糸状虫」という名前の寄生虫が心臓に寄生してしまう病気です。 長さが30㎝もある細長い虫が心臓に入り込む為、血液の循環が悪くなり、様々な全身症状が引き起こされ死に至ることもあります。 「蚊」が運び屋となって広がり、主に犬から犬に感染しますが人や猫にも感染してしまった例もあります。5月~12月までに「月1回」体重に見合った量の薬を飲ませて予防しましょう。 お薬にはチュアブルタイプや錠剤など、ワンちゃんの個性や好みに合わせたものをお選びいただけます。 ※すでに感染している犬に予防薬を投与するとショック死をすることもあるので、毎年1回投薬前に血液検査が必要です。

ノミ・マダニ予防

このあたりは森があって緑が多く、川も流れています。草むらや木立の中、河原などにはマダニが多く生息しています。散歩でマダニがついてしまうケースは珍しくありません。 マダニの被害では、人が死ぬこともあります。ワンちゃんだけでなく、ご家族を守るためにも予防が重要です。また、ノミやマダニは単にワンちゃんの血を吸うだけではありません。 吸うときに血が固まってしまわないよう唾液を注入するのですが、この中にアレルギー物質のもとや人間に害のある細菌・ウイルスなどの病原体が潜んでいる可能性があります。 また、一匹のメスのノミは一日におよそ30個の卵を産み、100日余りもあなたのペットの上で生息し繁殖することができます。 卵はカーペットや家具類の上に落ち、そこで8ヶ月余りもの間休眠状態に入ることができます。 ノミやダニは驚くほどに多く繁殖してしまいます。 おやつタイプのお薬で外部寄生中の感染を予防・駆除できます。詳しくは病院にてお尋ねください。

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  • 猫の予防

    ネコちゃんは、ワンちゃんとは異なり、なれない環境や大型のワンちゃんとの接触などでストレスを感じてしまい、興奮状態になることがよく見受けられます。ネコちゃんは、もともと警戒心が強い動物ですので、こういった反応はごく自然なことなのですが、やはり診察や治療を行ううえでストレスなど少しでも負担をかけないように行いたいと考えております。 当院では、少しでもリラックスした状態でネコちゃんが診察や治療を受けられるように、医院のにネコちゃん専用の診療スペースを設け、ネコちゃんに少しでも負担をかけない環境で診察や治療を行えるよう心がけております。是非お気軽にご来院ください。

猫ちゃん専用診察室のご案内
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    電話あるいは受付にて「予約」をしてください。(診察時間:平日 10時、11時、16時、17時)

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    予約時間にご来院ください。

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    受付後スタッフが2階待合室へご案内します ネコちゃんの目隠し等をご準備しておりますので、ストレス軽減にご利用ください。ネコちゃんの雑誌等でゆっくりお寛ぎください。

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    診察室へご案内します。

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    すぐにケージから出さずに、問診をしながらゆっくり環境に慣れてもらいます。

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    身体検査スタート

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    血液検査や画像検査を実施 必要に応じて、広いケージ内で運動観察など実施

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    結果説明

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    治療

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    帰宅

混合ワクチン接種

ネコちゃんの間で流行りやすく、感染すると重症化しやすい病気を予防するワクチンです。 ワクチンを接種することで、弱毒化した病原体が自己免疫力を高めます。 効果が有効とされているのは1年間ですので、毎年の接種が必要です。 当院では、ネコちゃんのライフスタイルに合わせて3種・5種・エイズワクチンから選択していただいています。

子猫の場合は、母子免疫の消失時期を考慮し、下記のタイミングで2回接種します。

こうすることで、体内から免疫のない時期を作らないようにします。 生後1年間に2回の接種を受けたら、翌年以降は年1回の接種になります。 まれにしかありませんが万が一のトラブルに素早く的確に対応するため、予防接種をご希望される場合、午前中にいらしていただいています。

(第1回)8週齢、(第2回)10~12週齢
フィラリア予防

猫のフィラリア症は、犬より重篤な症状や突然死を招くことがあるにも関わらず、他の病気と似ていたり、確定診断が難しいため、見逃されがちな病気です。しかし猫のフィラリア症は、正しい知識を持ってきちんと予防すれば確実に防げます。 10匹に1匹の猫がフィラリア幼虫に感染していたという報告があります。 フィラリア症の予防薬は、感染したフィラリア幼虫に作用するお薬です。そのため、最低でも蚊の発生1か月後~終息の1か月後まで(5月~12月)の予防が必要です。年々、蚊の活動期間が伸びてきていますので、「通年投与」がさらに理想的です。投薬は、背中に垂らすスポットタイプの予防薬をお勧めします。

ノミ・マダニ予防

このあたりは森があって緑が多く、川も流れています。草むらや木立の中、河原などにはマダニが多く生息しています。散歩でマダニがついてしまうケースは珍しくありません。 マダニの被害では、人が死ぬこともあります。ネコちゃんだけでなく、ご家族を守るためにも予防が重要です。また、ノミやマダニは単にネコちゃんの血を吸うだけではありません。 吸うときに血が固まってしまわないよう唾液を注入するのですが、この中にアレルギー物質のもとや人間に害のある細菌・ウイルスなどの病原体が潜んでいる可能性があります。 また、一匹のメスのノミは一日におよそ30個の卵を産み、100日余りもあなたのペットの上で生息し繁殖することができます。 卵はカーペットや家具類の上に落ち、そこで8ヶ月余りもの間休眠状態に入ることができます。 ノミやダニは驚くほどに多く繁殖してしまいます。 滴下タイプのお薬で外部寄生中の感染を予防・駆除できます。詳しくは病院にてお尋ねください。 「室内飼いだから大丈夫」は大まちがい! 完全な室内飼育でも感染しないとは言い切れません。室内でも蚊が入れば感染リスクが充分あるので、確実な予防を続けることが大切です。また、外部寄生虫は出入りのある人間や物を介して室内に侵入します。マンションの上層階での感染報告もありますので予防が大切です。

避妊去勢について

当院では避妊去勢手術の執刀を行っています。望まない妊娠を防ぎ、生殖器疾患の予防にもなります。
ワンちゃん・ネコちゃんの飼い始めなどで気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
当院で手術していただいた方にはフードのプレゼントをしております!
※手術は予約制となっております。

術後ケアについて

避妊去勢手術後、ホルモンの減少により体質や性格が変わることもあります。
同じ量の食事でもエネルギーの消費量が変化したり、発情によるストレスがなくなることで気持ちが安定して食欲が増したりする場合があるのです。
当院で働く動物看護スタッフは「ロイヤルカナン栄養管理アドバイザー」という資格を取得しております。ロイヤルカナン製品に関わらず、フードの基礎や栄養学も学んでいますので術後に限らず「食」に関してお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。